ロシアを訪問中の李明博大統領は10日午後(現地時間)、キム・ジョンウンが北朝鮮の公式な後継者になったとしてもカウンターパート(対話のパートナー)になるのではないと強調した。
李大統領はこの日、ロシアの24-TVと行ったインタビューで、北朝鮮の権力継承への質問を受けて「結局、金日成、金正日、そして3代目の世襲となり、これが成功裏に行われるかわ北朝鮮の事情であり、私が何かを言及する事が出来きないしよく分からない。しかし、後継者になったからといってカウンターパートになるのではない(後略)」と話した。
「もし金正日と会う事になれば、その時一緒にいるのなら自然に会うだろう。しかし、カウンターパートでは無く、一緒にいて会うだけの特別な意味があるとは思わない」と話した。
キム・ジョンウンに対して「世間に知れ渡っていないので、全く知らない。写真も幼い頃の物で現在の姿は全く分からない」とした。
また、北朝鮮が開城(ケャ刀j工業団地に対する前向き措置を取るならば、第2の開城工業団地を作ることも可能だとの意向を明らかにした。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面「今後、北朝鮮が開城工業団地で共に仕事を行う中で、北がさらに便利な措置を提供し、また、起業する人々が安心して投資する事が出来る環境を作るなら、第2の開城工業団地の設立も可能だと考えており、このようになれば良いと思っている。これは全面的に北の出方次第」と話した。
「南北の当事者も、これが最後の南北が協力できる窓口であると考えているる。大韓民国政府もこれの維持・発展を望んでおり、北朝鮮も同じである」と明らかにした。
南北関係の正常化の時期と関連し、「いつになるか分からないが、もしかしたら早期に訪れる可能性もあるし、遅くなる可能性もある。我々は南北関係が正常な関係に戻る事を願っており、国際社会も多大な関心と協力を行っている。私は北朝鮮が天安艦事件を謝罪をし、正常関係に戻るべきだと考えている」と話した。