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韓国政府は北朝鮮からのコメ等の水害復興物資支援を要請されたことについて、前向きに検討していると言う。

韓国政府高位関係者は7日午後、記者懇談会で北朝鮮が水害復興物資支援の韓国政府案からコメや機材を修正提案したことと関連し、▲緊急援助物資の性格と人道主義の立場、 ▲政府組織ではなく大韓赤十字社を通じての連絡、 ▲北朝鮮が必要とする物資などを考慮・検討していると話した。

北朝鮮が今月4日、大韓赤十字社の100億ウォン規模の食糧や医薬品支援の提案に対し、コメやセメント、自動車、重装備などの品目への修正を要請しており、これ対して前向きに検討していると考えられる。

同関係者は支援時期については、「緊急救護であり遅れてはいけない。しかし、少なくとも2~3日はかかる」と話した。

水害復興支援に関する南北赤十字会談の開催の可能性について、「そこまでは考えていない。緊急救護は一方的に渡す事であって、その段階までは考えていない」と話した。

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大統領府関係者も記者に向け「間もなくコメ支援の判断を発表する。北朝鮮に提案した100億ウォン規模の範囲内で可能な品目を検討している」と話した。

「これまでは北朝鮮から支援の指定は無かったたが、今回は希望を明確に示した。過去と変わっており、こういう変化は南北関係によい働きをするだろう」と話した。

一方で、前日の大韓赤十字社の提案に対する北朝鮮からの反応に対する質問には、統一部関係者が「まだない」と答え、間違った情報を伝えられたとの批判については、統一部のヒョン・インテク長官自らが説明を行った。

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「韓国政府も政府なりに考えと対策が必要だった。政府が内部で検討中に、テスン号の情報が入ってきた。まとめて検討しなければならない状況だったため、仕方がなかった」と説明した。

これまでの流れを見ると、コメ、掘削機、自動車、セメントなど北朝鮮が軍事的に流用が可能な品目の支援を検討し始めており、テスン号と船員7人の送還と関係があると考えられる。