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北朝鮮が先月8日に東海(日本海)経済水域で拿捕したイカ釣り漁船「テスン号」 (41t級)と船員の送還を6日、電撃通知した。

朝鮮中央通信はこの日14時40分頃、テスン号と関連し、「同胞愛的な見地、人道主義的な見地で送還を決定した」と明らかにした。

同通信は「当事者らが行為の重大さを認め再発防止を約束しており、また南朝鮮赤十字社が彼らの寛大な処置と送還を要請を考慮した結果」と 説明した。

統一部は、北朝鮮赤十字社が6日、拿捕したテスン号と船員7人を7日午後4時に東海(日本海)軍事境界線を通じて送還すると大韓赤十字社宛てに通知文を送ったと明らかにした

これに伴い、拿捕後約一ヶ月ぶりに帰還する予定。北朝鮮は先月19日に「事件を調査中」として事件発生11日後にに拿捕事実を初めて確認していた。

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また、拿捕経緯について「我が方の東海(日本海)経済水域を侵犯し非合法的な漁業活動を行った為、朝鮮人民軍海軍によって取り締まられた。この様な行為は容認できない主権侵害」と強調した。

大韓赤十字社は先月11日と20日の2度にかけて、船員と船舶に対する早急な送還を促す対北通知文を送っている。

対北専門家らは、北朝鮮が送還を通じ対南平和攻勢を強める可能性が高いと憂慮した。

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天安艦事件以降の韓国の対北政策を批判する目的で、平和攻勢を協力に行なう可能性が高いといわれている。また、韓国内で葛藤を引き起こし現政権の対北政策の転換を試みるためだとも言われている。