北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は27日、国連安全保障理事会の制裁決議を「不法無法の文書」だと非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。
国連安保理は22日午後(日本時間23日未明)、北朝鮮が11月に新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを受け、同国に対する追加制裁決議案を全会一致で採択した。これに対して同国の外務省は「全面排撃」すると反発した。
(関連記事:北朝鮮外務省「戦争行為として全面排撃」…安保理制裁を非難)論評は、制裁決議第2397号は、米国主導でつくり上げられた「いかなる合法性もない不法無法の文書」であり、北朝鮮が「全面排撃したのは至極正当だ」と述べた。