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北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は28日、国連特別報告者がミャンマーの人権問題を指摘したことについて、「人権の名の下に他国に干渉する米国に同調したもの」であると非難した。朝鮮中央通信の質問に答えた。

イスラム教徒少数派ロヒンギャなどミャンマーの人権問題の調査で同国を訪れていた国連特別報告者の李亮喜(イ・ヤンヒ)氏は、21日に行った会見で、アウンサンスーチー国家顧問率いる現政権の人権問題への対応が「これまでの(軍事)政権と変わっていない」と厳しく指摘した。

報道官はこれに対し、「国際人権機関は『人権裁判官』のベールをかぶって自主的な国々に圧力を加えようとする米国の不純な策動に同調するのではなく、主権国家の自主権と利益を尊重し、真の国際的正義を実現するために努めるべき」などと主張している。