北朝鮮の弾道ミサイル部隊である朝鮮人民軍戦略軍の報道官(スポークスマン)は2日、米軍が先月、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の迎撃実験を行ったことについて「愚かな空威張り」であると述べた。朝鮮中央通信の質問に答えた。
報道官は、「米帝が、今、ICBM迎撃試験に『成功』しただの、ミサイル迎撃システムの性能がどうだのとして虚勢を張っているが、われわれはそれを絶望に陥ってあえぐ者の愚かな空威張りとしか見なさない」と主張。
続けて「いわゆる迎撃ミサイルシステムなどで空を覆って降り注ぐわれわれの戦略軍の核砲火を防ぎ、汚らわしい余命を維持することができると思うなら、それより大きな誤算はない」と述べた。