北朝鮮の北部国境地域で、アダルトビデオを視聴していた人が相次いで摘発されている。当局は取り締まりに乗り出しているが、効果はあまりないようだ。韓国の北朝鮮専門ニュースサイト、ニューフォーカスが報じている。
両江道(リャンガンド)の情報筋によると、今月中旬、恵山(ヘサン)市の恵明洞(ヘミョンドン)の民家で、青年5人が12ボルト用のノートテル(携帯用メディアプレイヤー)にメモリーカードをさして、アダルトビデオを視聴していた。
この情報を、韓流ドラマなど海外から流入した「不法映像物」を取り締まるタスクフォース「109常務」がキャッチ。保安署(警察署)の監察課と合同で現場に踏み込み、5人を逮捕した。その後の取り調べで、5人全員が幹部の息子であることが判明した。