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普段から秘密警察の監視と尾行に悩まされていたが、最近になって連行されてしまった。取り調べで担当の保衛員(秘密警察官)は「仕事も商売もしていないのに、なんでそんなに金を持っているのか」「韓国の国家情報院からカネを受け取って何かしているだろう」と追及し、様々な拷問を行なった。

女子大生を拷問

結局、「情報を外部に漏らした」という虚偽の陳述をさせられ、「南朝鮮とグルになって反共和国(北朝鮮)策動に加担する不純分子」との濡れ衣を着せられた一家は、労働教化刑(懲役)1年の刑を受けた。「この世の地獄」と称される政治犯収容所に送られることは免れたものの、この先の一家の未来は限りなく暗い。

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今回のケースは、秘密警察の計画的な「謀略」だ。