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国連安保理で対北朝鮮制裁が採択されたにもかかわらず、中国と北朝鮮の貿易量が増加するなど、「制裁は終了か?」との声も一部で上がっていたが、最近になり中国と北朝鮮を結ぶ橋の通行量が激減したことが明らかになった。北朝鮮の核兵器、ミサイル開発に関わる物資を調達・供給していた容疑で、中国の遼寧鴻祥集団が摘発された事件が背景にあるものと思われる。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

中朝国境の拠点都市、遼寧省丹東市に住む中国朝鮮族の情報筋によると、最近まで、建築資材を満載し、国境にかかる鴨緑江大橋を渡り北朝鮮へ向かうトラックが多数見られたが、先月30日を境にそのほとんどが姿を消した。

資材は、台風10号の被害を受けた咸鏡北道(ハムギョンブクト)の被災地や、平壌のタワーマンション団地「黎明(リョミョン)通り」で使われるものと思われる。