アフリカのタンザニアに派遣された北朝鮮の医師が、現地の伝統医学の医師と結託し、インチキな治療を繰り返し、被害者が続出している件は、デイリーNKでも報じているが、タンザニア政府が本格的な取り締まりに乗り出した。
タンザニアの「デイリーニュース」紙は、昨年11月に当選したジョン・マグフリ大統領の指示で、保険当局が、違法な薬物や効能が定かではないハーブを患者に処方している伝統医学の施設に対する大々的な取り締まりに乗り出したと報じた。この中には、12ヶ所の北朝鮮経営の病院も含まれている。
北朝鮮経営の病院は、中国から正体不明のハーブを輸入し、現地の住民に高値で売りつけている。