列車に乗った北朝鮮の兵士

北朝鮮・黄海南道海州市で、列車の貨物車両を利用した“闇物流ビジネス”で巨額の富を築いた20代の青年2人が当局に摘発された。だが彼らは最終的に巨額の賄賂を積み、釈放されたという。事件そのものも興味深いが、それ以上に浮かび上がるのは、極限 ...

ミサイルを試射する北朝鮮の駆逐艦「崔賢」号(2025年4月30日付朝鮮中央通信)

米韓の圧倒的な軍事力に対し、北朝鮮がいかにして「弱者の非対称戦」を挑むか。2026年5月、金正恩総書記が全軍指揮官会合で示した異例の座席配置、そして新型駆逐艦「崔賢(チェ・ヒョン)」の航海試験で見せた執念は、ある1本の映画が描く「究極 ...

レクサスのSUVと金正恩氏(朝鮮中央通信)

北朝鮮で「マイカー時代」が到来しつつある。英ロイター通信は今月、平壌で自家用車の急増による駐車場不足や交通渋滞が発生していると報じた。背景には、金正恩総書記の下で進む事実上の私有車解禁があるとみられる。

一方、米シンクタン ...

公開裁判を受ける北朝鮮女性ら(デイリーNK)

北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は最近、「法的処罰を受けた父」を持つ女性が金正恩総書記に花束を渡したエピソードを報じ、「党の恩情」を強調した。いつものプロパガンダ記事ではあるが、韓国の独立系メディア「サンドタイムズ」はこの演出につい ...

朝鮮人民軍の全軍師団および旅団指揮官会合(2026年5月18日付朝鮮中央通信)

北朝鮮の金正恩総書記が17日、全軍の師団・旅団指揮官を平壌に招集した。朝鮮中央通信(KCNA)によれば、金正恩氏は「全ての空間における作戦概念を新しく定義」する必要性を強調し、「軍事組織構造の改編」や「第1線部隊の強化」構想を披歴した ...

習近平氏とトランプ氏(ホワイトハウス提供)

米ホワイトハウスが明らかにした、トランプ大統領と習近平中国国家主席による「北朝鮮非核化目標」の再確認は、平壌にとって衝撃かもしれない。北朝鮮が悲願としてきた「核保有国としての既成事実化」に対し、米中両大国が改めて否定的立場を示したため ...

米国のトランプ大統領を迎えた中国の習近平国家主席(ホワイトハウス提供)

米ホワイトハウスは17日、ドナルド・トランプ大統領と習近平国家主席が14~15日に北京で行った米中首脳会談で、北朝鮮の非核化目標を再確認したと明らかにした。核保有国としての地位確立を目指す北朝鮮の金正恩総書記に対し、米中双方が「朝鮮半 ...

蓮浦温室農場建設の着工式に参加した金正恩氏(2022年2月19日付朝鮮中央通信)

北朝鮮で相次ぐ住宅建設の欠陥問題をめぐり、建設現場を担う「建設旅団」の深刻な専門性不足が改めて浮き彫りになっている。米政府系放送のRFA(ラジオ・フリー・アジア)は14日、北朝鮮内部消息筋の話として、地方の建設旅団では十分な技術教育を ...

平壌市内に建設された普通江川岸段々式住宅区を視察した金正恩氏(2022年4月3日付朝鮮中央通信)

北朝鮮の一部地域で、新興富裕層「トンジュ(金主)」がマンションの上下階をまとめて購入し、内部階段を設けてメゾネット型住宅に改造する新たな住居形態が広がっていることが分かった。単なる住環境の改善ではなく、不安定な現金資産を比較的安全な不 ...

北朝鮮の代表的なソウルフード「人造肉(ソイミート)」料理(デイリーNK)

人造肉――いささかグロテスクで、食欲をそそるとは言いがたいネーミングの北朝鮮食品が、中国で思わぬ人気を呼んでいる。人造肉とは1990年代に北朝鮮を襲った未曾有の大飢饉「苦難の行軍」の中から生まれた庶民の味だ。大豆油を搾った後に残る大豆 ...