北朝鮮には、最大で500か所の公設市場が存在するとされている。首都・平壌郊外の平城(ピョンソン)市場、北東部の清津(チョンジン)の水南(スナム)市場の巨大市場を中心として、各市・郡・区域に1か所以上設置されている計算だ。

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北朝鮮当局は、公式に定められた市場ではなく、その周囲の路上や裏道で露店を開く「イナゴ商人」を目の敵にして、取り締まりを行ってきた。表向きは「美観上の問題」や「社会主義にそぐわない」といった理由を掲げているが、実際のところ地方当局の重要 ...

北朝鮮の人々の大多数は、市場での商売で収入を得ている。国営企業や行政機関に勤めていても、コメ1キロも買えないほどの月給しかもらえず、配給も出ないからだ。

金正恩総書記は政権の座に就いて以来、市場に対する規制をあまり行わず、 ...