庶民相手の「カツアゲ屋」に転落した金正恩氏のエリート部隊

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮では、何をするにもワイロが必要になる。払いたくなくとも、権力を持つ者から強要されることも珍しくない。

(参考記事:北朝鮮女性を苦しめる「マダラス」と呼ばれる性上納行為

とくに市場で商売をするには、普段から市場管理員、保安員、保衛員にワイロが欠かせないが、特別な日には普段以上のカネやモノを渡さなければならない。その様子を見た機動打撃隊の隊員は、自分たちもやろうと思ったのだろう。ところが、商人に「これで何回目だ」と強く反発されたため、隊員は恐れをなして慌てて逃げていったという。