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「一時は中国への海産物輸出で大儲けしていた羅先経済特区は、最近の対北朝鮮制裁のせいで物寂しい雰囲気が漂っている。特区内では多くの中国人が水産加工場や縫製工場を営んでいたが、ほとんどが撤収した。さらにはガソリン価格の高騰で、車をほとんど見かけず、町から活気が失われてしまった」

(参考記事:経済制裁が北朝鮮の国民生活を直撃…「核開発は不愉快」庶民感情が悪化

行政機関は予算不足に陥り、地元の保安署(警察署)や保衛部(秘密警察)の担当者は、顔見知りの中国人を見かければ、ガソリンや物品をせびっている。