トランプ氏と金正恩氏はこうして「望まない戦争」に突き進む

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それにカッとなったトランプ氏が爆撃機を飛ばし、北朝鮮が撃ったミサイルが命中してしまったら……。考えるだけでぞっとするが、それもこれも、北朝鮮に核武装を許してしまったためだ。

では、このような危機をどのように取り除くべきか。筆者は北朝鮮の民主化しかないと考えるが、米国や日本の政府はどのように考えているのだろうか。

高英起(コウ・ヨンギ)

1966年、大阪生まれの在日コリアン2世。北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。北朝鮮問題を中心にフリージャーナリストとして週刊誌などで取材活動を続けながら、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に 『脱北者が明かす北朝鮮』 『北朝鮮ポップスの世界』 (共著) 、 『金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』 『コチェビよ、脱北の河を渡れ ―中朝国境滞在記―』 など。

脱北者が明かす北朝鮮 (別冊宝島 2516) 北朝鮮ポップスの世界 金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔 (宝島社新書) コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記