USBメモリには、海外情報と北朝鮮の核兵器開発について知らせる動画、画像、ハリウッド映画が保存されており、ビラには聖書から抜粋した内容が印刷されている。
この団体のチョン・グァンイル代表は聯合ニュースの取材に、風船にはGPSが付けられており、すべて金剛山地域に落下したことがわかったと明らかにした。
No Chainは、米国の人権財団(Human Rights Foundation, HRF)と共同で、このようなプロジェクトを行ってきた。今回飛ばされたUSBメモリは、米イェール大学、ワイオミング州の高校、民間団体などが寄付したものだ。チョン代表は、北朝鮮に情報を流入させることの重要性を問き、このような活動を行っている。
北朝鮮に情報を流入させるプロジェクトは、軍事的圧力、経済制裁、対話と並行して、北朝鮮をじわじわと内部から変化させることを目的に行われてきた。