金正恩氏の核実験が強いる「被ばく労働」の恐怖

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韓国統一省の趙明均(チョ・ミョンギュン)長官は5日、核実験により北朝鮮住民が被ばくした可能性は十分にあると述べた。

実は、豊渓里近くには、悪名高き政治犯収容所「16号管理所」(化成〈ファソン〉収容所)が存在する。ここに収容された政治犯が、核実験施設で防護服なしで、つまりは被ばくしながら強制労働させられているという情報がある。

収容所の警備兵出身で脱北者の安明哲(アン・ミョンチョル)氏は、「若くて元気な政治犯たちがトラックに乗せられ、『大建設』という名目で核実験施設に連れて行かれた」と証言している。

政治犯収容所では、拷問、公開処刑などありとあらゆる人権侵害が常態化している。