北朝鮮の朝鮮人民軍(北朝鮮軍)戦略軍の金絡謙(キム・ラクキョム)司令官は9日、米領グアム島周辺に向けて弾道ミサイルを発射する計画を検討していると明らかにした。朝鮮中央通信が10日、伝えた。
同軍戦略軍は8日、グアムの軍事基地を弾道ミサイルで包囲射撃する作戦を計画しているとする声明を発表していた。
(関連記事:朝鮮人民軍戦略軍、弾道ミサイルで「グアムに対する包囲射撃を検討」)同通信によると、金氏は「わが朝鮮人民軍戦略軍はグアムの主要軍事基地を制圧、けん制し、米国に厳重な警告信号を送るために中・長距離戦略弾道ロケット『火星12』型の4発同時発射で行うグアム包囲射撃方案を慎重に検討している」と強調した。