別の情報筋によると、遼寧省丹東にある唯一の4年制総合大学にはかつて10数人の北朝鮮出身の学生がいたが、昨年春に急に姿を消してしまい、学校に来なくなってしまった。ある学生は、大連の大学に転入させられたという。
北朝鮮当局は「大学のレベルが低いから」という言い訳をしている。しかし、本当の理由は別のところにあるようだ。
情報筋によると、この大学の韓朝学院(韓国朝鮮学部)は、朝鮮語ではなく韓国語を教えるようになり、教員も韓国人に入れ替えられ、韓国の大学と姉妹提携を結ぶなど、韓国との交流を進めた。北朝鮮当局は、留学生が韓国文化に染まってしまうことを恐れたものと思われる。
(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…)