金正恩党委員長のファミリーや特権階級の生活必需品を要望に応じて調達し、平壌に送るという重責を担ってきたという。だとすると、なおさら韓流コンテンツに触れるのはやむをえないだろう。
北朝鮮の特権階級が韓流コンテンツなどを見ながら、登場人物のファッションやグッズを欲しがり、外交官にリクエストを出すことがあるからだ。
それでも、この幹部と家族、そして大使館、代表部所属のすべての人員に対して厳しい検閲が行われたという。対北朝鮮筋によると、パソコン、記録メディア、携帯電話の厳しいチェックを行った結果、韓流ドラマ、映画や韓国のニュースを見た形跡が数多く発見され、大使館外に住んでいる関係者、大使館内に住んでいる大使館員と家族の多くが摘発された。