これを受けて北朝鮮当局は今年初め、両江道保衛局(秘密警察)、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)第10軍団、国境警備隊第25旅団の特殊要員を派遣し、馬鹿溝に駐屯している部隊の規模や武装状態を偵察させた。
情報筋は、朝鮮労働党両江道委員会の民防衛部の関係者の話として、馬鹿溝に駐屯している人民解放軍部隊の元々の所属や兵科はわからなかったが、対空ミサイルを保有していることから考えると、一般の歩兵部隊ではないはずだと伝えた。
別の情報筋によると、北朝鮮当局は、中朝国境地帯での人民解放軍の動きに非常に緊張している。それもそのはずである。