命がけで逃げてきたのに…韓国社会の「差別」に苦しむ脱北者たち

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2009年に脱北し、韓国にやって来た母子。息子が最近、中学校の同級生に殴られ鼻の骨が折れる怪我を負った。学校暴力対策自治委員会は「生徒間のけんかに過ぎない」として、加害生徒に罰を与えなかった。

被害生徒の母親は裁判を起こそうとしたが、「事件が表沙汰になれば、脱北者であることがバレてシカトされる」と息子に止められた。母親は脱北者向けのオルタナティブ・スクールへの転校を勧めたが、息子に断られた。

息子は努力の末、北朝鮮訛りを封印して、今ではソウルの言葉を完璧に使いこなすようになった。