韓国メディアの一部からは、金正恩氏の「隠し撮り」について「変態的だ」との評価や、これまでの恐怖政治に加えて国民の一挙手一投足を監視する「盗撮統治」を目論んでいるのではないかという指摘も出ている。
恐怖政治といえば、金正恩氏は一昨年、スッポン養殖工場を現地指導した際、管理不行き届きに激怒し、支配人を銃殺させた。それだけでなく、そのときの様子を動画で公開した。これは、幹部だけでなく一般庶民にも恐怖心を植え付ける目的があったと見られる。
恐怖政治に加えて、隠し撮りを通じて国民に対する監視をいっそう強めようとしている可能性はある。