【写真報告】金正恩政権、昨年夏の洪水被害をいまだ復旧できず

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例年なら、麦の収穫が始まる6月には落ち着きを取り戻すが、今年に限っては水害復旧の遅れと中国税関当局の輸出規制で食糧不足が長期化するおそれがあるとも言われる。

情報筋は、被災者がようやく春窮期を耐えしのいだのに、飢餓の心配がなくならず心配だとも述べている。

北朝鮮で自然災害が起きると多くの場合、失政(人災)により被害が拡大することになる。

高英起(コウ・ヨンギ)

1966年、大阪生まれの在日コリアン2世。北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。北朝鮮問題を中心にフリージャーナリストとして週刊誌などで取材活動を続けながら、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に 『脱北者が明かす北朝鮮』 『北朝鮮ポップスの世界』 (共著) 、 『金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』 『コチェビよ、脱北の河を渡れ ―中朝国境滞在記―』 など。

脱北者が明かす北朝鮮 (別冊宝島 2516) 北朝鮮ポップスの世界 金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔 (宝島社新書) コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記