反逆(スパイ)罪やテロ罪については、米国を含め多くの国が最高刑を死刑とする厳しい姿勢で臨んでいるし、薬物犯罪に対してはシンガポールや中国も厳しい。殺人罪については、日本も同様である。
冒頭の説明だけを読むと、北朝鮮が死刑問題において突出して無慈悲な国ではないような印象を抱くかもしれない。
しかし現に北朝鮮においては、上記の8つの範囲に収まらない「罪」によって、多くの人々が処刑されている。
(参考記事:「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」…残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認)その裏には、ふたつの理由がある。