男性従業員をアゴで使う女性経営者が北朝鮮で続々誕生

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タクシーのオーナー兼車掌は、誰にでもできる仕事ではない。タクシーの評判は、どれほど検問にひっかからずにスムーズに走れるかで決まるが、そのためには10号哨所、つまり国家保衛省(秘密警察)の検問所との「コネ」を作っておく必要がある。

あらかじめ挨拶に行って、ワイロを渡しておき、自分たちの車をフリーパスで通過させてもらえるように仕込んでおかなければならない。10号哨所は、市や郡の境界線ごとにあるため、数多くの検問所を買収するには、相当の財力が必要になるのだ。

もし、検問に引っかかって長時間足止めを食らったら、「あそこのタクシーは使えない」と悪評が立ち、商売が立ち行かなくなってしまうのだ。