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「元帥様の家族の遺体が帰ってきたのに、国葬が行われないなんておかしい。お兄さんは海外で、大きな罪を犯したのではないか、と考えるようになった」(情報筋)

北朝鮮の人々が、このように考えるのも無理はない。正男氏の存在は、父である故金正日総書記の凄まじい「女性遍歴」に直結するものでもあり、少数の幹部を除き、徹底的に秘密にされてきたからだ。

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実際、北朝鮮の人々は正男氏の存在をきっかけに、「元帥様たちの家庭には、どうやら複雑な問題があるようだ」気付き始めているのだという。