北朝鮮国民がおびえる「稀代の悪女」の残虐ざんまい

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中国の「信訪」と同様に、権力者から理不尽な目に遭わされている場合に中央政府に訴えられるというシステムで、一種の「目安箱」のようなものだ。故金日成主席は、一般住民からの信訴に基づき調査を指示し、不正を摘発して、住民からの人気を集めるという手法を使っていたとされる。

しかし、金正日政権以降はシステムが形骸化し、また、訴え出れば保衛部にバレかねないので、怖くて誰も使えないようになっている。

ちなみに会寧市には、キム少佐と並ぶ悪女として、朝鮮民主女性同盟(女盟)会寧市委員会のソ・ギョンヒ元委員長もいた。