北朝鮮国民がおびえる「稀代の悪女」の残虐ざんまい

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まずは取り調べでアメとムチを使い分ける。例えば「携帯電話の出処を素直に言えばすべてを水に流してやる」と優しく語りかける。

ところが、被疑者が正直に陳述を始めると「なぜ今まで嘘をついていたのか!」と急に怒り出して、木の棒や角材で急所を滅多打ちにするのである。

キム少佐は一度拷問を始めると、被疑者が「肋骨が折れて痛い」と訴えても、命乞いをしても、決して止めようとはしない。半殺しにして、家族からカネを受け巻き上げてようやく拷問を止める。