北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は4日、国連の安全保障理事会が同国の核やミサイルの開発に関わる個人や団体を制裁対象に追加する新たな制裁決議を全会一致で採択したことを糾弾する談話を発表した。同日、朝鮮中央通信が報じた。

談話は、「米国と国連安保理がまたもや繰り広げた反共和国『制裁』策動をわれわれの核戦力強化を阻んでわれわれを武装解除させ、経済的に完全に窒息させることを狙った悪らつな敵対行為としてしゅん烈に断罪、糾弾し、全面排撃する」と述べた。

さらに、「自分らは世界で最も完成した兵器システムを永遠に独占するとして核兵器の近代化をはじめ軍備増強に没頭しながら、他国は核や『弾道』という言葉の付いたいかなる試験も、発射もできないということこそ、厚顔無恥なごう慢と独善、二重基準の極致である」と高調した。

また、「わが共和国に反対する『制裁決議』をつくり上げた国々が、それを通じてわれわれの核戦力の目覚しい発展を少しでも遅らせたり、阻めることができると考えるなら、それは完全な誤算である」と指摘した。

そのうえで、「米国とその追随勢力が朝鮮半島の核問題の根源とその解決方途を悟って正しい選択をする時まで、高度に精密化され、多種化された『チュチェ弾』の壮快な雷鳴は世界を震撼させながら多発的に、連続的に絶え間なく響き渡るであろう」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省代弁人 米国と国連安保理がまたもや繰り広げた反共和国「制裁」策動を糾弾

【平壌6月4日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは、共和国が響かせた勝利の砲声に慌てた敵対勢力が卑劣な反共和国制裁圧迫策動にヒステリックに執着していることに関連して4日、談話を発表した。

3日、国連安保理は核戦力強化のためのわれわれの弾道ロケット発射に言い掛かりをつける「制裁決議」なるものをまたもやつくり上げた。

米国が中国と長い間「協議」してつくり上げたという今回の「決議」は、われわれの核およびロケット計画に関連する団体と個人を「追加制裁」の対象に規定した。

これに先立って、米国は自分らなりに反共和国「単独制裁」を発表し、われわれと関連があるというロシアなど第三国の企業と個人に対する「2次制裁」も含めた。

談話は、米国と国連安保理がまたもや繰り広げた反共和国「制裁」策動をわれわれの核戦力強化を阻んでわれわれを武装解除させ、経済的に完全に窒息させることを狙った悪らつな敵対行為としてしゅん烈に断罪、糾弾し、全面排撃するとし、次のように強調した。

自分らは世界で最も完成した兵器システムを永遠に独占するとして核兵器の近代化をはじめ軍備増強に没頭しながら、他国は核や「弾道」という言葉の付いたいかなる試験も、発射もできないということこそ、厚顔無恥なごう慢と独善、二重基準の極致である。

二カ国が裏部屋で勝手につくり上げた「制裁決議案」を国連安保理で強圧的に通過させ、それを「国際社会の総意」に包装して押し付けているのは、国際的正義を踏みにじって自分らの利益だけを追求する強権と専横の赤裸々な表現となる。

わが共和国に反対する「制裁決議」をつくり上げた国々が、それを通じてわれわれの核戦力の目覚しい発展を少しでも遅らせたり、阻めることができると考えるなら、それは完全な誤算である。

彼らが今回、いわゆる対話うんぬんも並べ立てたが、不当な前提条件をつけて「最大の圧迫」を加えながら対話をうんぬんするのは言葉にもならない。

米国とその追随勢力が朝鮮半島の核問題の根源とその解決方途を悟って正しい選択をする時まで、高度に精密化され、多種化された「チュチェ弾」の壮快な雷鳴は世界を震撼させながら多発的に、連続的に絶え間なく響き渡るであろう。

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