ティラーソン国務長官は18日、訪米した韓国の文在寅大統領の特使・洪錫ヒョン前中央日報・JTBC会長との会談で、「現段階では軍事行動を上程してもいない」として、「先制打撃、軍事行動のオプションに至るまでには多くの段階を経なければならない。いま取っているのは外交的、安保的、経済的手段だ」と説明したという。
また、マティス国防長官も19日、「仮に軍事的解決手段を取れば、信じがたい規模の悲劇を招く」と発言し、北朝鮮に対する軍事行動に慎重な姿勢を見せた。
この構図を、どう読み解くべきか。トランプ政権は、核武装した正恩氏に押し込まれているのだろうか。