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14日の弾道ミサイル発射の様子を伝えた労働新聞を見ると、掲載された大量の写真から、ミサイルの搬出・展開・準備・発射のすべての段階で、正恩氏が立ち会っていたことがわかる。作業の過程は米軍の偵察衛星に捕捉されていたはずだから、この現場をステルス戦闘機などが急襲すれば、正恩氏を殺害できた可能性が高かったことになる。

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逆に言うと、正恩氏は「そんなこと出来やしない」とたかをくくり、堂々と自分自身を衛星にさらしていたわけだ。

その上、弾道ミサイルの発射までが成功に終わったのだから、これは北朝鮮の立場からすると、米国に対する「軍事的勝利」となるのだ。