金正恩氏の抱える「恐怖心」がいずれ北朝鮮を変える

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しかし、北朝鮮当局の障碍者への配慮が、たとえ批判回避のためのポーズに過ぎないものであっても、かの国の障碍者たちが想像を絶する苦難から解放されるまでの道のりが1ミリでも縮まるのなら、それに越したことはないとすら思える。

北朝鮮メディアは、アギラル氏の活動を伝えた記事の中で、次のように言っている。

「国連人権舞台で敵対勢力がわれわれの社会主義制度の転覆を目的として『脱北者』の『偽り証言』とねつ造資料に基づいてつくり上げた反共和国『人権決議』を全面排撃し、『決議』によって出た朝鮮人権状況関連『特別報告者』は絶対に認めないというわれわれの立場は一貫している」