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米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は、中国の吉林省延辺朝鮮族自治州に住む情報筋の話として、人民解放軍が4月12日以降、夜間の移動を始めたと指摘。この情報筋は13日の夜、国境を流れる豆満江沿いの和龍市崇善鎮に住む友人から電話で「戦車と装甲車が夜通し走っていて、うるさくて眠れない」と伝えられたという。

また、この情報筋は、龍井市に駐屯する人民解放軍第16集団軍68師団の歩兵部隊が、和龍市崇善鎮、龍井市開山屯鎮、図們市、琿春市など中朝国境地帯に展開し、和龍市松下坪には戦車部隊が入ってきたと伝えた。

さらに、延辺朝鮮族自治州の教育部門に勤める情報筋は、13日に延吉空港で10機以上の戦闘機が離着陸を繰り返し、近隣の学校では騒音で授業が中断したと伝えている。ちなみに、この空港は軍民共用で、民間機だけでも1日に15便以上の離着陸がある。