北朝鮮政府は30日、金正恩氏が核開発と経済建設を同時に進める「並進路線」を打ち出したことを称える備忘録を発表した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

備忘録は「最高指導者は、万難を排して核保有の大業を成し遂げた金日成主席と金正日総書記の業績を継承して経済建設と核戦力建設の並進を党と国家の戦略的路線に打ち出して既存核列強中心の国際政治の構図を崩し、世界政治地形を根本的に変え、共和国を誰も手出しできない最強国として尊厳を宣揚するようにした」としながら、金正恩氏が核開発と経済建設を同時に進める「並進路線」を提唱したことを称えた。

さらに、「最高指導者が打ち出した並進路線を貫徹するために力強く駆けてきたこれまでの4年間は、朝鮮の軍隊と人民が社会主義経済強国、文明強国の建設と人民の生活向上において世紀を先取りして目覚しい飛躍と奇跡を生み出してきた歴史的な出来事の日々であった」と主張した。

また、「そして、朝鮮の軍隊と人民は最高指導者の指導に従って並進の旗印をいっそう固く握りしめて民族の生命、統一朝鮮の国宝である自衛的な核の霊剣をいっそう強化し、朝鮮の力、朝鮮の気概、朝鮮の速度で強盛・繁栄の高い頂上に向かって疾風のごとく突き進むであろう」としながら今後も核開発を継続していくことを強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮政府が並進の旗印を高く掲げて共和国の尊厳と威容を最上の境地で宣揚した金正恩元帥の業績をたたえる備忘録を発表

【平壌3月31日発朝鮮中央通信】朝鮮政府は30日、「最高指導者金正恩元帥が偉大な並進の旗印を高く掲げてわが共和国の尊厳と威容を最上の境地で宣揚した不滅の業績は千秋万代にとわに輝くであろう」と題する備忘録を発表した。

備忘録は、最高指導者が2013年3月31日、自主と正義の前途を明示した世紀的な宣言をしたことについて明らかにした。

最高指導者は、朝鮮労働党中央委員会2013年3月総会で経済建設と核戦力建設の並進に関する新たな戦略的路線を打ち出した。

最高指導者は、万難を排して核保有の大業を成し遂げた金日成主席と金正日総書記の業績を継承して経済建設と核戦力建設の並進を党と国家の戦略的路線に打ち出して既存核列強中心の国際政治の構図を崩し、世界政治地形を根本的に変え、共和国を誰も手出しできない最強国として尊厳を宣揚するようにした。

新たな並進路線の打ち出しによって、朝鮮の軍隊と人民には自衛の核の盾をいっそう固く握りしめて共和国を併呑し、全朝鮮民族を現代版奴隷につくろうとする米帝の野望を粉砕し、われわれの思想と制度、われわれの生存権をしっかり守れる確固たる保証がもたらされるようになった。 最高指導者が経済建設と核戦力建設を並進させる路線を打ち出したのは、自主時代の革命思想、革命理論の発展の新たな境地を開いた特記すべき出来事となる。

備忘録は、並進路線が伝説的な英雄神話と天下の万福をもたらしたことについて強調した。

最高指導者は、金日成主席と金正日総書記の核強国建設偉業を立派に成し遂げようとする決心を抱いてチュチェ朝鮮の自衛的核抑止力を百倍、千倍に強化するための世紀的大業を精力的に導いた。

国の自主権と民族の運命を守り、社会主義強国建設偉業を勝利のうちに前進させられる威力ある軍事的保証をもたらすために最高指導者は、並進の旗印を高く掲げて朝鮮人民軍の各部隊の各種軍事訓練を指導し、いつも風の吹きすさぶ前線の道にいた。

最高指導者の不眠不休の労苦と献身があったので、共和国はアジアの核強国、世界的な軍事強国の地位に尊厳高く上がった。

最高指導者が打ち出した並進路線を貫徹するために力強く駆けてきたこれまでの4年間は、朝鮮の軍隊と人民が社会主義経済強国、文明強国の建設と人民の生活向上において世紀を先取りして目覚しい飛躍と奇跡を生み出してきた歴史的な出来事の日々であった。

備忘録は、並進の旗印に従って勝利の頂上へと疾風のごとく駆けている共和国の現実に世界が歓喜と激賞の声を絶え間なく上げていることについても列挙した。

備忘録は、実に、最高指導者金正恩元帥は新たな並進路線を打ち出し、それを立派に具現して共和国を天下無敵の核強国に輝かし、強盛・繁栄の最盛期を開いて祖国と民族、時代と人類に永久不滅の業績を積み上げた不世出の愛国者、自主と正義の偉大な守護者であるとたたえた。

そして、朝鮮の軍隊と人民は最高指導者の指導に従って並進の旗印をいっそう固く握りしめて民族の生命、統一朝鮮の国宝である自衛的な核の霊剣をいっそう強化し、朝鮮の力、朝鮮の気概、朝鮮の速度で強盛・繁栄の高い頂上に向かって疾風のごとく突き進むであろうと強調した。

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