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韓国の聯合ニュースは、現地の情報筋を引用し、プノンペン最大のショッピングモール・イオンモールと、カンボジアと香港の合弁企業で、市内で4店舗を経営するラッキー・スーパーマーケットも、平壌冷麺館のキムチの販売を取り止めたと伝えた。背景には、北朝鮮に対するカンボジアの世論が悪化したことがあると見られる。

平壌冷麺館がキムチ販売で得られる収益は年間2万ドル(約227万円)と、決して大きくない。しかし、長年の友好国カンボジアにおいてすら、北朝鮮の立つ瀬がなくなりつつあることを示している。

昨年、カンボジア駐在のホン・ギチョル北朝鮮大使は、カンボジアのホーナムホン外相に会って、李洙墉(リ・スヨン)外相と金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長のカンボジア訪問、フン・セン首相の北朝鮮訪問を打診した。

しかし、ホーナムホン外相は「忙しい」との理由で、訪問を拒否した。