これらの船は石炭などの鉱物資源の運搬船だ。過去数年間、北朝鮮と中国を頻繁に行き来しており、今回も石炭を積んでいるものと思われる。
一方、石炭運搬船ではない、コンテナ船「カリムチョン」は14日の23時(日本時間)に嵐山港に入港した。中国の商務省は、国連安保理で対北朝鮮制裁決議2321号が採択されたことを受けて、今月11日から北朝鮮産の石炭の輸入を一時停止すると発表した。しかし、11日以前に輸送を開始した石炭や中国の税関に到着した石炭は、例外とするとしていた。
このような措置と、今回の船舶立ち往生について、関連があるかどうかは今の時点ではわかっていないが、中国当局により何らかの措置が下された可能性も否定できない。
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