公開処刑や、悪名高い政治犯収容所の運営も担当。国内のみならず海外にも派遣され、現地に在住する北朝鮮国民が体制に歯向かう姿勢などを見せれば、凄惨なリンチを加えることで知られる。
(参考記事:アキレス腱切断、掘削機で足を潰す…北朝鮮労働者に加えられる残虐行為 )(参考記事:「ポルノ見て乱交」で収容所送りも…恐ろしい北朝鮮の風紀取締り)
検閲部隊は6人で構成され、彼らは特に、国境警備隊がワイロを受け取ることで「未決」や「解決」扱いにしたと疑われる事件をほじくり返しているという。処罰も軍紀引き締めを図るためか、見せしめを意識した方式で行われている。
「故障した中国製の携帯電話を持っていた下士(自衛隊の三等陸曹に相当)の場合は、部隊員が集まる朝礼の席で前に呼び出され、皆が見守る前で肩章をはぎ取られ、その場で一般兵士への降格を言い渡されました」(取材協力者)
保衛部の検閲は電撃的に行われているのも特徴だ。