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北朝鮮も同様に、中国と再接近することで、北東アジア情勢のカギを握りうるポジションを目指しているものと思われる。

一方、ビエンチャンでは26日、日本やアメリカ、中国など18か国が参加する東アジアサミットの外相会議が開かれるが、北朝鮮の核・ミサイル開発を非難する声明の調整が難航している。北朝鮮の長年の友好国で、議長国でもあるラオスが「特定の一国だけを非難する声明は過去に例がない」として反対しているためで、中国も同様の立場を示しているものと伝えられている。

ASEAN外相会議では、フィリピンが南シナ海での中国の主張を否定した仲裁裁判所の判決について共同声明で言及することを求めていたが、カンボジアの強硬な反対でとん挫した。

ラオスと同様、中国から多額の経済援助を受けるカンボジアは、北朝鮮の友好国だ。