住民とうまく「持ちつ持たれつ」の関係を築くことができればいいが、下手なことをして恨みを買うと、先述のように夜道に襲われかねない。夜に保安員が襲撃される事件が多発したことから、「夜道のパトロールは怖い」と嫌がる保安員が続出するなど、本末転倒の状況となっている。
(参考記事:北朝鮮の警察官、退職者続出のワケは…「この恨みはらさでおくべきか」)こうした状況を生み出したのが、北朝鮮の悪しき官僚主義にあるのは言うまでもない。同時に、急速に市場経済が拡大する北朝鮮「草の根資本主義」を支える女性たちは、経済面だけでなく、治安体制にも影響力を及ぼしつつあるようだ。
