人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面代を継いで革命の赤旗を、これはひとえに真の人民の導き手である朝鮮労働党だけが収められる大勝利である。
同紙は、過去の30余年間、朝鮮労働党が歴史のむごい狂風の中で人民の生命、生活である社会主義をしっかりと守り抜き、朝鮮式、朝鮮の力で社会主義の強盛・繁栄を目指す道を成功裏に切り開き、領袖の偉大な思想と偉業を立派に継承し、発展させたことについて明らかにした。
また、今回の大会を通じて朝鮮労働党は全党が金正恩元帥と思想と呼吸も、足取りも共にする一つの有機体に、老熟かつ洗練された政治的参謀部にさらに打ち固められることによって、社会主義偉業を立派に完成する必勝不敗の指導的力量としての威容をあまねく宣揚するであろうと強調した。
「民主朝鮮」紙は、世界はやがて、不滅の偉大な金日成・金正日主義を革命の原動力に、一心団結を百勝の霊剣に、最強の核抑止力を強盛・繁栄の保証として、固い信念を持って前進する偉大な金正恩時代のチュチェ朝鮮がどんな奇跡を生み出すかをはっきり見ることになるであろうと強調した。
出典:朝鮮中央通信
金正恩第1書記としては、36年ぶりの今回の大会を通じて、生前、大会を開催すらできなかった父親の金正日総書記を超えて、祖父の金日成主席に並び立ちたかったはず。そのうえで、名実ともに北朝鮮の最高指導者であることを確認、そして誇示する狙いがあったと見られる。
しかし、このままでは「朝鮮労働党大会」は看板だけで、密室会議の延長版で終わる可能性もある。そうなれば、「オヤジ超え」どころか、ただでさえ確立していない金正恩氏の権威がさらに下がるという逆効果を招きかねない。
高英起(コウ・ヨンギ)
1966年、大阪生まれの在日コリアン2世。北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。北朝鮮問題を中心にフリージャーナリストとして週刊誌などで取材活動を続けながら、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に 『脱北者が明かす北朝鮮』 、 『北朝鮮ポップスの世界』 (共著) 、 『金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』 、 『コチェビよ、脱北の河を渡れ ―中朝国境滞在記―』 など。