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13日の韓国総選挙で、与党セヌリ党は予想外の惨敗を喫した。朴槿恵政権は、投票日直前に、中国にある北朝鮮レストラン従業員13人の集団脱北や、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の対南工作機関・偵察総局幹部の脱北を公表して、選挙戦を有利に戦おうとしたが、見事に空振りに終わった。

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(参考記事:北朝鮮「工作機関」の大物幹部が亡命…背景に「粛清の嵐」

任期があと1年10カ月を残した朴大統領のレームダック(死に体)化は、もはや避けられないようだ。さらに、世論からそれなりに支持されてきた北朝鮮に対する強硬姿勢の方向転換を余儀なくされる可能性もある。逆に言えば北朝鮮にとって有利な状況になる可能性も出てきた。

もしかすると、「朴槿恵氏惨敗」のニュースに溜飲を下げ、最も大喜びしているのは金正恩第一書記かもしれない。