「北朝鮮の住民は、核兵器は使用するものではなく、保有すること自体に意味を感じているようだ」
一方、会社員のキム・チョルさんは、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)とのインタビューで「北朝鮮がしでかした事で、私には関係ない。しかし、周りの人の反応が負担に感じる」としながら、次のように語った。
「北朝鮮が何かをする度に、職場は北朝鮮の話題で持ちきりになる。なるべくその場を離れて、酒の席も避けるようにしている。(脱北者なので)トラブルにまきこまれかねないからだ」
5年前に脱北し、今は韓国の老人ホームで働くキム・フィソさんは「ニュースを見たが、同僚は全く関心を示さなかった」と韓国の人々が、核実験に動揺しない姿を見て驚いたと語った。