• キム・ガンギル氏は、咸鏡北道会寧の人民裁判所より、教化所収容の判決を受けた。
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裁判は裁判所内の狭い部屋で行われ、裁判官1名、検察官1名、被告側弁護人1名、陪審員である市民2名がいた。裁判官はキム氏に有罪認否を尋ねなかった。

「北朝鮮ではそれは考えられないことだ。裁判官が[有罪認否を]尋ねることはなく、簡単に判決を出す。そして何年の刑と言い渡すのである。有罪認否など決して聞かない。」

キム氏は裁判前に国選弁護人と話すこともできなかった。手続中も弁護人は実質的な質問をすることはなく、防御しようともしなかった。家族にパイロットや陸軍士官がいるかとキム氏に聞いただけだった。いれば寛大な処置を受けやすくなるからだ。

  • キム・ヒョク氏は不法に中国への国境を超えたとして3年の懲役が宣告された裁判にじて述べた。キム氏は、警察で、キム氏が「非公式裁判」と呼ぶものを受けた。

裁判官1名、検察官1名、被告弁護人1名がいた。被告弁護人はキム氏と何も打じ合わせをせず、主張もしなかった。弁護人は手続の終わりに、キム氏は若く孤児であるとして寛大な処置を裁判官に求めただけだった。

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