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しかし、今回の資料は2011年まで工作員養成過程で使用されていたという。金正日氏の過去の弁明を覆すことになる。

東京新聞が入手した資料には、拉致の具体的な手段などが記されているという。資料にはさらに、拉致対象が抵抗したら「処断も可能」(殺害)と記されているという。そのやり口も、銃殺、毒針、毒薬をはじめ「処断の方法は、実にたくさんある」とされており、極めて生々しい内容だ。

この中に筆者が気になった殺害手段がある。

「毒針」だ。