また、業務報告資料では、北朝鮮に侵入するための航空戦力確保に向け「特殊作戦航空部隊」の編成も推進中であることが分かった。陸軍航空作戦司令部の支援がなくても、独自に作戦を遂行できるよう、航空戦力を備えた特殊部隊を配下に置くことを目指すことになる。
前日の同業務報告資料では、韓国空軍が、来年にも戦闘攻撃機KF-16に遠距離から北朝鮮領内を攻撃できる能力を付与すると明らかにしていた。
韓国軍が立て続けに、北朝鮮への直接攻撃を言及する背景には、長距離弾道ミサイルの発射や核実験を強行する姿勢をアピールしている北朝鮮への圧力の意図があると見られる。