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3人のうち2人は、市内の恵灘洞(ヘタンドン)在住で、1人は芸術大学のある城後洞(ソンフドン)在住だった。いずれの地域も中朝国境を流れる鴨緑江に面している。いずれも既婚者だったが、処刑前に当局により強制的に夫と離婚させられ、家族は恵山市内で暮らしているという。

北朝鮮当局が、わざわざ処刑間に離婚させた理由について情報筋は、次のように語った。

「血縁関係がない妻は、離婚すると赤の他人扱いとなるため一般的な連座制は適用されない。処刑という見せしめで人民に恐怖心を与えるが、あんまりやり過ぎると反発を買うため、あえて離婚させて罪に問わないことにしたようだ。非公開の処刑も同じ理由だ」

恵山市民たちは「外国との携帯通話なんて誰でもやっていることなのに、運悪く捕まってしまった」と同情しながら、誰一人、彼女たちを「犯罪者」と見なしていないと情報筋は付け加えて。