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むしろ、日本や西欧と対立している現状では、北朝鮮にとってアフリカとの関係は非常に重要だ。

なぜならアフリカには、北朝鮮と軍事的に深く結びついた国が多く、国連の制裁決議も「どこ吹く風」だ。第4次中東戦争の際に北朝鮮が空軍パイロットの「助っ人」を送ったエジプトも、国連制裁に協力的とは言えない。

また、今年6月に李洙墉(リ・スヨン)北朝鮮外相がナミビアを訪問した際、同国のハーゲ・ガインコブ大統領は、かつて金日成主席と会談した経験に言及しながら、ナミビアは今後も兄弟国である朝鮮民主主義人民共和国との友好協力関係を強化発展させるために、あらゆる努力をすると強調したという。

ナミビアには北朝鮮の武器商社で、米国の制裁対象になっている朝鮮鉱業開発貿易会社(KOMID)の要員らが駐在。秘密裏に弾薬工場を建設しているとの情報がある。