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両江道(リャンガンド)の内部情報筋は語る。

「幹部や貿易関係者の妻たちのなかいは、贅沢のし過ぎで太り過ぎの女性もいる。彼女たちが手軽にダイエットできる覚せい剤を買い求めている」

覚せい剤の所持及び使用は、北朝鮮でも違法だが、長年広く使われてきたためやはり抵抗感が薄い。また、スリム・ボディの妻を連れ歩きたいと思う夫も、覚せい剤の使用をさほど強くは諫めないという。

北朝鮮当局は、昨年から覚せい剤の取り締まりを強化しているが、乱用者は一向に減る気配を見せないが、その理由について「取り締まる立場の保安署、検察所などの幹部の妻たちが覚せい剤を使っているためだ」と情報筋は説明した。

生き抜くことに必死の庶民を横目に、幹部の妻たちは贅沢の限りを尽くし、太った体を覚せい剤で無理やりスリムにしようとしている。当然のように、庶民の間からは非難の声が上がっている。

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