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金正恩氏が、右手首を負傷したようだ。

北朝鮮の朝鮮中央テレビは8日、金正恩氏が「平壌弱電機械工場(別名:平壌豚工場)」を現地視察したことを報道。写真では、正恩氏の右手首あたりに包帯らしきものが見られる。

平壌弱電機械工場を現地指導する金正恩氏/2015年4月8日放送「朝鮮中央テレビのキャプチャー」
平壌弱電機械工場を現地指導する金正恩氏/2015年4月8日放送「朝鮮中央テレビのキャプチャー」

?右手の甲から手首にかけてガーゼとみられる白い布が貼ってあり、白いテープで固定していているようにも見られる。別のシーンでも右手首は確認できた。

平壌弱電機械工場を現地指導する金正恩氏/2015年4月8日放送「朝鮮中央テレビのキャプチャー」
平壌弱電機械工場を現地指導する金正恩氏/2015年4月8日放送「朝鮮中央テレビのキャプチャー」

?労働新聞は4日付、正恩氏が第164軍部隊を視察したことを報道した記事を掲載しているが、この時は包帯などは確認されておらず、この数日間に負傷したと見られる。

正恩氏は、昨年9月上旬から40日にわたり動静報道が途絶えたが、10月14以降に杖をついて公開活動を再開した。韓国の情報機関である国家情報院は左のくるぶしに腫瘍(しゅよう)ができ、欧州の専門医を呼んで手術を受けたと報告した。

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今回は継続して視察も行っており、写真のように負傷した手をあげていることから症状は軽いようだ。

また、正恩氏は9日に平壌で開かれた最高人民会議を欠席した。欠席は前回から続けて2回目になる。